神奈川産業振興センター(KIP、横浜市中区尾上町)は、ミャンマー進出を狙う県内の自動車関連企業を支援する。
国内市場が伸び悩むなか、成長する現地市場への販路拡大を後押しする狙い。
KIPは、11月下旬から現地で開かれる自動車展示会にブースを設け、そこに県内企業の製品などを展示していく。
ミャンマーは、2011年に中古車に関する輸入規制を緩和。関税が減税となり、中古車市場が好調という。
KIPによると、同国内では38万台の中古車が登録されており、そのうち9割以上が登録年数5年以上経過している。
中古車のメンテナンスに必要な電装品や部品などニーズも高まっているとしており、県内企業にとっても今後のビジネスチャンスが期待できるとしている。