路上で倒れていた女性を救助したとして、相模原市消防局は6月19日、同市中央区淵野辺の会社員、須山弘子さん(30)ら3人に感謝状を贈呈した。
感謝状を贈られたのは、須山さんの友人で大阪府の会社員、原麻衣子さん(29)、市内の大学に通う東京都の三日市勇太さん(20)。
3人は4月22日正午ごろ、JR淵野辺駅の北ロータリーで、心肺停止状態で倒れていた市内に住む80代女性を発見。心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)を使うなどして女性の救助に貢献した。
感謝状の贈呈式は相模原消防署で行われた。須山さんと原さんが同署を訪れ、岩田進一消防局長が感謝状を手渡した。
岩田局長が「救急車到着前の応急処置が大切。率先して救助に取り組んでくれたことに敬意を表したい」と感謝の言葉を述べた。