もっと中小企業に目を向けて―。就職活動を控えた学生を対象に、地元の中小企業で働く魅力を知ってもらおうと、相模原の工業系企業の若手経営者らが、「モノづくり体感バスツアー」を企画した。地元でも有名な町工場2社を学生が訪問する。ツアー中は、学生一人ひとりに対し、経営者らがマンツーマンで〝ホスト役〟を務めながら一緒に回る。経営者と学生が交流を深めることで、採用する側、される側の相互理解にもつなげる。こうした企画は全国的にも珍しいとしている。(千葉 龍太・7月10日号1面)
企画したのは、相模原市内の若手経営者らで構成される「相模原市青年工業経営研究会」。相模原商工会議所の下部組織で、30社以上が所属している。
ツアーは7月13日に開催する。参加無料。地元大学や高等専門学校の学生ら約30人の参加を想定している。同会所属の経営者ら同数も加わる。