相模原市などは、7月1日からメールマガジンを利用し、産後の育児に役立つ情報を配信する「産後きずなメール相模原版」を始めた。
NPOが発信するメールに、市が独自の情報を反映させるもの。母親の心身を気遣うメールを配信することで、家族ぐるみで子育てに関する意識の向上を図っていく。
NPO法人「きずなメールプロジェクト」が全国配信しているメールマガジンに、市が予防接種など子育てに必要な情報や小児科医が監修した乳児の病気に関する知識などを配信していく。
これまでは、同プロジェクトと育児・介護用品を扱う商社の相模原商事(南区御園)が産前サポートのメルマガ配信をしてきたが、産後や子育て情報に関するものはなかった。
このため、両者が市の協働提案事業を活用したかたち。産後メルマガと行政、民間が連携するのは、珍しいという。(7月10日号3面掲載)