津久井消防署などは7月3~5日、夏のレジャーシーズン到来を前に、宮ヶ瀬湖で救助訓練を実施した。
訓練は、ボート操縦や潜水などの総合的な水難救助技術の向上を図ることが目的で毎年実施されている。
同署管内は宮ヶ瀬湖のほか、津久井湖、相模湖、奥相模湖や河川がある。当日は、同署員のほか、津久井警察署、宮ヶ瀬ダム周辺振興財団の職員ら延べ120人が参加。
湖中に行方不明者がいる想定で実施。岸から器材を装着したまま泳いだり、ボートで近くまで行き、潜水して要救助者を救出。また、高圧の空気銃を使った救助用具の使い方も確認した。津久井消防署などは、湖周辺の巡回広報を行い、水の事故に対する注意喚起を徹底していく。 (松山祐介・7月10日号5面掲載)