大和市は7月1日、私立病院(同市深見西)敷地内に、病気の回復期にある子どもを預かる「病児保育室ぽかぽか」をオープンさせた。市内では2施設目で、年間450人の利用を見込んでいる。
病児保育室は、病中や病気の回復期で安静が必要な生後6カ月から小学3年生の子どもが対象。保育園や学校には行かせることができず、保護者の勤務などで家庭での保育も厳しい子どもを特別の保育室で預かるもの。
市内は、2007年度から病児保育を実施していたが、1施設しかなく、毎年延べ800人ほどの利用があった。このため、保護者から増設の要望が強く、新施設の建設に至った。(7月10日号5面掲載)