道志川の魅力を広く知ってもらうとともに、清流を次代に引き継ごうという「中道志川あゆまつり」が7日、相模原市緑区青野原の青野原オートキャンプ場で開かれた=写真。好天にも恵まれ、昨年より200人ほど多い約1000人が訪れ、豊かな自然を体験した。
まつりは、江戸時代には幕府にも献上された「鼻曲り鮎」を伝承すると同時に、道志川周辺の魅力を発信しようと、実行委員会(山口政明会長)が企画し、今年で18回目。
当日はアユの成魚約500匹を放流したほか、川の観察会など川に親しむイベントが多数行われたほか、青野原小学校児童による和太鼓の演奏が、まつりに花を添えた。
また、「食べるコーナー」では、青野原中学校の生徒がボランティアで参加。アユの塩焼きや地場野菜に舌鼓を打つ家族が多く見られた。(2013年7月20日号5面掲載)