「強い町工場」をつくる秘訣とは―。創業以来、平均売上高経常利益率35%超を維持する〝驚異の町工場〟エーワン精密(東京都府中市)梅原勝彦・取締役相談役の講演会が9月12日、横浜市中区で開かれる。
リーマン・ショックや東日本大震災、円高などにも左右されず、高い利益率を生み出す「梅原流経営術」について、梅原氏が解説する。
主催は県経営者福祉振興財団。会場は「県民共済みらいホール」。時間は午後2時~同4時まで。
梅原氏は1939年生まれ。父の経営する会社が倒産し、12歳のときに、ねじ工場で働き始める。65年に兄とともに会社を設立し、小型自動旋盤用のカム製造を始める。70年には独立。現在のエーワン精密を立ち上げた。(2013年7月20日号3面掲載)