県は、中小企業の新商品・新技術開発や販路開拓を支援するため実施している補助金の採択企業を決定した。今年度は、計17件あった応募のうち11件を採択した。
相模原の市内企業は、TSS(中央区清新)と日本サポートシステム(同区上溝)の2社。大和市内では、松尾ハンダ(下鶴間)の1社。
同補助金は、「中小企業新商品開発等支援事業補助金」とするもの。県が1996年度から実施している。
開発などにかかる経費の3分の1、最大530万円を助成する「技術・製品開発分野」と、展示会出展やホームページ作成費用などを助成する「販路開拓分野」の2種類ある。
県は、今年度は採択した11社に対し、計2241万円を助成していく。(2013年8月10日号掲載)