浜銀総合研究所がまとめた県央・県北地区の上場企業18社の2013年4~6月期決算集計によると、全社合計の経常利益は、前年比61・6%の68億円で大幅増益となった。売上高も同5・5%増の1859億円で3四半期連続の増収増益だった。同地区の上場企業は、円高修正などを背景に堅調な回復が続いているという。本業のもうけを示す営業利益は、原材料価格の上昇で減益だったものの、為替差損益の改善により、営業外収益が大幅増となった。(千葉 龍太)
相模原と厚木、大和、海老名、座間、綾瀬市、愛川町に実質的に本社を置く3月期決算の企業を対象とした。
内訳は製造16社、非製造業2社。同地区の上場企業計18社のうち、4~6月期に増収増益を計上した企業は、大半にあたる14社あった。(2013年9月1日号掲載)