県は、企業や団体を対象に、女性が開発に貢献した製品・サービスのなかで、優れたものを認定する「神奈川なでしこブランド(KNB)制度」を創設する。KNBとして認定した製品などを、県が広く周知することで、企業での女性の活躍を促していく。また、女性から商品のサービスについてのアイデアも募り、同じく優れたものを認定する「なでしこの芽」「なでしこの種」として認定する制度も、合わせて始める。(千葉 龍太)
県労政福祉課は「開発に女性の視点などが入った製品を、具体的に認定し、知らしめることで、多くの企業が経営戦略として女性登用などに積極的に取り組むことを期待したい」と話した。
KNBの対象は①女性が開発に貢献した製品・サービス②製品が実際に県内市場に流通している③他の特許などを侵害していない④KNBと類似した制度の表彰を受けていない―などが条件。(2013年9月10日号掲載)