県は産業誘致方策「インベスト神奈川セカンドステップ・プラス」で、大同工業(大和市深見西)とウィッシュボン(横浜市港北区)の事業計画を認定したと発表した。
両社とも工場を建設する計画で、県は同方策に基づいて、税制措置や人材育成などの支援を実施していく。
今回の認定計画のうち、大同工業は座間市相模が丘6丁目に新工場を建設する計画。同社はバンパーやフロントパネルといった自動車部品の製造を手掛けており、大和市内の既存工場を新工場に集約させる。
同社の新工場は、2014年5月にも操業する予定。建設にかかる投資額は3億6140万円。
一方、ウィッシュボンは、横浜市金沢区福浦の金沢工業団地内に新工場を設ける。投資額5億5000万円。15年4月に稼働させる予定。洋菓子の製造販売を展開していく。大同工業と同じく、工場を集約することで、生産の効率化を図るのが狙いという。(2013年9月1日号掲載)