本を自費出版した丸子社長
ガラスフィルム販売のサンマルコ（相模原市緑区西橋本）の丸子勝基社長はこのほど、自身の経験と社史をまとめた本を自費出版した。
創業15周年を記念したもので、丸子社長の生い立ちから起業の経緯、展望までを１冊に綴っている。
本のタイトルは、「明るく そして誠実に 提案営業は市場を創る」。全６章立てで１２２ページある。もともと住友スリーエムに勤務していた丸子社長。当時、同社で行っていた「独立支援制度」を活用し、１９９８年に八王子市内で同社の特約店として起業した。
独立当初は、さまざまな困難に見舞われながらも、見事に乗り切っていった。
00年には、相模原市緑区のインキュベーション施設、さがみはら産業創造センターに移転。
窓の鍵部分に防犯フィルムを施すオリジナル商品「スーパーポリス」を編み出し、拡販していった。
執筆に半年を要したという丸子社長は「住友スリーエムや社員、支えてくれた家族に感謝を込めて執筆した」と話している。
１５０部発刊。販売は行わない。問い合わせは同社０４２（７７０）９４５７。（２０１３年９月１日号掲載）
