「セラピー犬」と触れ合うことで、活力を持ってもらおうと、麻布大学の学生や関係ボランティアらがこのほど、特別養護老人ホーム・はあとぴあ(相模原市中央区清新)を訪問した。学生らに連れられたセラピー犬は、それぞれの〝得意技〟を披露。同施設やケアハウスに入居する高齢者たちに癒しを与えていた。(千葉 龍太)
企画したのは、相模原中ロータリークラブ(同市中央区中央)。
3年ほど前から、麻布大学などと協力し、アニマルセラピーの福祉施設訪問を定期的に行っている。
セラピー犬は、人にほえず、触られても嫌がらないなどの訓練を受けた癒やしの専門犬とされている。県内では患者の心を癒すため、セラピー犬が〝常駐″している病院もあるという。
今回登場したセラピー犬は、同大学で訓練された5匹。
会場では、スタンダード・プードルの「やわらちゃん」がバンザイ。続いてラブラドール・レトリバー「ティアラちゃん」が大きくジャンプ。
ボランティアらが掛け声とともに、それぞれの犬が芸を披露。会場からは笑いと大きな拍手が上がっていた。(2013年9月20日号掲載)