県は、太陽光発電やガスで発電するコンジェネレーション(熱電併給)システムなどを含めた「分散型電源」を柱とした新たなエネルギー政策「かながわスマートエネルギー計画」の骨子案をまとめた。
2011年に発表した「スマートエネルギー構想」では、太陽光発電の導入目標を14年度までに195万キロワットとしていたが、今回は125万キロワットに下方修正した。
計画案は、太陽光発電を普及させるほか、コンジェネレーションや燃料電池といった再生エネルギーを含む「分散型電源」の普及を目指す内容。
また、既存の太陽光パネルは重く、老朽化した工場の屋根への設置が務難しいこともあり、「軽量フィルムタイプ」の薄膜太陽電池の普及を進めるという。(2013年9月20日号掲載)