カードゲーム「ケミストリークエスト」を開発し、2011年に史上最年少で起業したことで知られる、相模原市緑区の米山雄斗君(14)がこのほど、同市の加山俊夫市長を表敬訪問。「JCI Japan 少年少女国連大使」として参加した活動を報告した=写真。
同事業は、全国から選ばれた中学生20人が6月初旬にニューヨークの国連本部などを歴訪。開発途上地域の問題をまとめた「UNMDGs(国連ミレニアム開発目標)」などを7日間にわたり研修した。主催は日本青年会議所。
米山君は〝相模原代表〟として参加し、ユニセフなどの職員から、マラリア問題や貧困の現状などを学んだ。
「まずは世界の諸問題を知ることが大切だと感じた。今後は、啓発活動に力を入れたい」と加山市長に報告した。
これに対し、加山市長は「米山君は相模原にとって貴重な人材。これからも頑張って」とエールを送った。
同行した相模原青年会議所・理事長の荒俣大(39)さんは、「これからも米山君を、サポートしていきたい」と話していた。(野村 和正・2013年9月20日号掲載)