ヤマザキデリカ、地元産食材で市商品/県内2高校と共同開発


 調理パン・米飯・惣菜製造販売のヤマザキデリカ(相模原市緑区)は、県立平塚商業高校、平塚農業高校と共同で神奈川県産の食材を使用したコンビニ向け商品を開発、10月から関東地区の「サークルKサンクス」で販売を開始する。
 第一弾として、県のブランド豚であるやまゆりポークを味噌漬けにし、海苔で巻いた「味噌肉むすびセット」や、県産きゅうりを使用した「棒棒鶏サンド」など計3品を投入する。
 地産地消に役立つ〝ご当地商品〟の開発を通じて県の農業振興と地域の活性化を支援するとともに、取引先チェーンに独自の商品を供給することで激しい店舗間競争が続くコンビニ業界での差別化につなげ、取引量の拡大を図るのが狙い。
 消費者の反応を見極めたうえで、第二弾の投入を検討する。 (編集委員・井上正広、2013年10月1日号掲載)

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