学校法人・柏木学園(大和市深見西)が敷地内に建設していた総合体育館が完成した。鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建てで、総床面積は約2700平方㍍。約1200人を収容できるという。1階はバスケットボールコートが2面。2階は柔道場と剣道場になっている。建物には、自然光を最大限に活用するため、天井と接する上部の壁には「ハイライト」という開閉式の窓を採用した。
震度7にも耐えられる耐震構造。非常用の井戸水タンクも装備しており災害時には緊急避難施設としての役割も果たす。総工費は約7億円。9月28日に同学園内で開かれた「落成式典」には学校関係者ら約600人が出席。大木哲・大和市長や甘利明経済再生担当大臣らも駆けつけた。(2013年10月10日号掲載)