大和ハウス工業(大阪市北区)は10月5日、相模原市立中央小学校(同市中央区中央)で「和楽器演奏・体験&桜の植樹」を行った。
「桜プロジェクト」と銘打った。同社の売り上げの一部を使い、全国の小中学校で和楽器の演奏と桜の植樹を行う。
子どもたちに日本文化と環境の大切さとを伝えようと、同社が2010年から始めている。今回は、県内では初めての試みという。
当日は、児童と保護者ら約30名が参加。植樹前に和楽器奏者グループのAUN(アウン)による三味線、篠笛、太鼓を演奏した。
その後、同小学校の正門横に桜の苗木1本を植樹した。参加した児童たちは「大きく育ちますように」と願いを込めて丁寧に植樹していた。
大和ハウス工業・相模原支店の大野正美支店長は「参加した児童たちが元気いっぱいでうれしかった。一人ひとりの大切な思い出になれば」と話していた。(野村 和正、2013年10月20日号掲載)