家電量販ノジマ(本店・相模原市中央区横山)は、業界で初めて「3Dスキャナー」の取り扱いを始めたと発表した。
スキャンした3Dデータは、樹脂を使って立体を造形できる「3Dプリンター」で印刷可能。組み合わせて使用することで、モノづくりがより身近になるとしている。
マイクロソフトの「Kinect」と3Dスキャンソフト「Artec Studio」を利用して用いる。対象物に沿って動かすだけで、簡単に3Dデータが取得できるとしている。
販売価格はセットで17万8500円。「これまでの常識を覆す圧倒的な低価格を実現した」(同社)としている。販売サイト「ノジマオンライン」での取り扱いを始めたほか、ノジマ店舗でも順次販売していく。
ノジマは8月に、米3Dシステムズ社製の3Dプリンター「CubeX」の販売を始めている。(千葉 龍太、2013年10月20日号掲載)