総合解体業の松田建設工業(相模原市南区相模大野)は、2006年1月の設立以降、景気の波に左右されず増収増益を維持する元気経営を続けている。
米リーマン・ショック後、多くの中小企業が苦しむなかでも、着実に受注を獲得。当初は松田桂吾社長だけで運営していた会社も、今では社員数4人に増えた。昨年5月には現在の新社屋に移転。年商も1億5千万円を突破した。
特別なビジネスモデルはない。会社の基本スタンスについて松田社長は、「解体業はサービス業。同業者が嫌がるどんな仕事でも、極力お断りしないで受ける」と説明。
主力とする解体工事のみならず、要望があれば、草刈りやゴミの片付けなどもこなす。(2013年11月1日号掲載)