神奈川トヨタ自動車が集計した10月の県内登録者新車販売台数は、前年比15・9%増の1万7426台で2カ月連続のプラスとなった。
昨年9月のエコカー補助金以降続いた市場の落ち込みが一巡するなか、市場の大半を占める乗用車、RV車がそろって2ケタ増となった。軽自動車も日産自動車を筆頭に、全メーカーが2ケタの伸びを記録した。
登録車新車販売台数を構成する「乗用車」「RV車」「トラック・商用車」の3市場をみると、いずれ高く伸長していた。10月の乗用車販売台数は同14・9%増の1万620台。3ヶ月連続のプラスだった。
なかでも3ボックス車(4ドアセダン、ハードトップ車)の市場が約4割伸びた。ミディアムハイクラスでは、「レクサスIS」、トヨタ「SAI」、ホンダ「アコードハイブリッド」などがけん引していた。
2ボックス車(トランクと室内が同一空間)では、ホンダ「新型フィット」、マツダ「デミオ」などが好調だった。(2013年11月20日号掲載)