ベータテクノロジー、実用重視の給与計算/税理士がソフト開発


開発したソフトを手にする井上社長

開発したソフトを手にする井上社長


 税理士が開発した給与計算ソフトが注目を集めている。ソフトウェア開発のベータ・テクノロジー(相模原市中央区相模原)は自社開発した給与計算ソフト「給与マイスター」の販売を本格化させた。
 同社の井上栄次社長は、井上栄次税理士事務所(同)の所長税理士。業務を通して、既存の給与計算ソフトの使い勝手に疑問を抱いたのが、開発のきっかけという。
 「既存のソフトには、中小企業には過分な機能があったり、逆に必要な機能が欠けていたりする。もっとシンプルで、実用的なものはないかと研究しているうちに、様々なアイディアが浮かび、中小企業向けのソフトウェア開発に踏み切った」(井上社長)と話す。
 「給与マイスター」は保険など給与に関する機能はすべてカバーしているという。とくに源泉所得税納付書にも対応しているのは珍しいという。(2013年11月20日号掲載)

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