相模原商工会議所は1月9日、市立産業会館(中央区中央)の多目的ホールで新年賀詞交換を開催した。
過去5年間で最多となる300人(昨年は280人)が参加した。
あいさつに立った杉岡芳樹会頭(相模ガス社長)はまず、「昨年の国内経済は回復基調にあったが、円安に伴う原材料の高騰や電気料金の値上げ、4月からの消費税率引き上げで、景気の中折れも心配される」と言及。
その上で「(商議所として)消費を喚起するイベント支援、マル経融資の貸付上限引き上げといった施策や助成制度などで、産業振興に貢献したい」と方針を示した。
また、さがみ縦貫道の開通などについても触れた。杉岡会頭は、「交通インフラの整備が進むことにより、利便性が大きく向上。インターチェンジ周辺の産業用地の創出などにより、多くの企業の進出が期待される」と話していた。(2014年1月20日号掲載)