大和市内、地元の文化財火災から守れ


消化訓練が行われた大和市郷土民家園(同市上草柳)

消化訓練が行われた大和市郷土民家園(同市上草柳)


 1月26日の「文化財防火デー」を前に、大和市上草柳の市郷土民家園で、24日、消火訓練が行われた。
 同園は広大な泉の森内にあり、市の指定重要有形文化財となっている江戸時代のかやぶきの古民家「旧小川家」と「旧北島家」が移築復元されている。
 訓練では、この民家園西側の山林から出火したとの想定で実施され、来園者の避難誘導や119番通報。初期消火などをした後、古民家への延焼を防ぐために、旧北島家の周囲に設置されている放水銃を作動させた。
 当日は、主催した大和市スポーツ・よか・みどり財団のほか、市文化振興課と市消防本部予防課・警防課、市消防署警備二課西第二消防隊、大和市消防団第4分団、消防協力隊が参加した。
 同財団は「万一の出火に備えての態勢は整えているが、訓練での消火活動で安心した。これからも火の用心に努める」と話していた。(2014年2月1日号掲載)

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