11月工業生産指数、3カ月ぶり上昇/県が発表


 県が発表した11月の工業生産指数(季節調整指数、基準年は2005年=100とする)は、前月比4・8%プラスの97・9となり、3カ月ぶりに上昇。回復が鮮明になった。
 業種別の生産指数をみると、最も高い伸びを示したのは、「情報通信機械工業」(同28・9%増)だった。デジタル伝送装置やはん用コンピュータ、外部記憶装置などがけん引した。
 「電子部品デバイス工業」や「はん用・生産用・業務用機械工業」、「食料品・飲料工業」などもプラスとなった。
 一方、交流発電機、非標準変圧機などの「電気機械工業」は同マイナス8・2%となった。
 なお、生産指数と同時に集計している11月の「出荷指数」(基準年の05年=100)は、95・1と3カ月ぶりに上昇した。
 「在庫指数」(同)は、94・5と前月に比べて横ばいだった。(2014年2月1日号掲載)

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