相模原・大野北地区、コミュバスの実証実験開始/本格運行には条件


 相模原市は2月1日、大野北地区コミュニティバスの実証実験を開始する。同地区は、駅から1キロメートル以上、バス停から300メートル以上、離れている交通不便地区に指定されており、高齢者などの生活交通の利便性を高めるため、今回の試験運行が決まった。
 本格運行への判断は、2月1日から来年の1月31日までの運行実績のなかで、①1便あたり輸送人員が10人以上②運賃収入が車両償却などを除いた経常費用の50%以上であることが要件。
 条件を満たさない場合は、運行内容の見直し、さらに1年間実証実験を行う。それでも条件を満たさない場合は、運行廃止が決定されるという。
 今回の運行内容は、JR横浜線・淵野辺駅北口を出発し、矢部駅北口・馬場十字路を経由、淵野辺駅北口に戻る循環路線となっている。(2014年2月1日号掲載)

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