太陽光発電システム販売のビックエコ(横浜市金沢区)は、新築・リフォーム施工会社のテイクアンドフォーと、家庭用エネルギー管理システム「HEMS」(ヘムス)の販売で業務提携したと発表した。
県内の中小企業同士が連携し、同システムを販売するケースは、県内では始めての試みという。県も再生可能エネルギーの使用を拡大する「スマートエネルギー構想」を進めおり、今後は両社の計画を後押しする。
両社は「スマートハウスホーム」のブランド名で共同展開する。新築物件に加え、受注したリフォーム物件の約7割に太陽光パネルとヘムスの設置を目指す。
具体的には、今年1月から1年間で、新築住宅で約40戸、リフォーム約で70戸の施工を計画する。ビックエコの我妻昇社長は「施工価格は大手より2割から3割安く行える。安くてよいものを提供したい」と意欲を示した。(2014年2月10日号掲載)