自然の中で子どもが自由に遊べる場を提供し、健全育成に貢献したとして「相模原に冒険遊び場を作る会」は昨年11月、内閣府特命担当大臣が表彰する「子ども若者育成・子育て支援功労者表彰」を受賞。このほど加山俊夫相模原市長に報告した。
同賞は、青少年育成分野で5年以上活動し、顕著な功績をあげた個人や企業が対象。
市によると、地域住民や市、教育機関などと協力関係を築きながら地域交流を深めた点などが受賞の理由。市内では初の受賞となる。
同会は「自然の中で子どもが自由に安心して遊べる場所を提供する」を目的に2004年に結成。12年からは市との協働提案制度事業で、淵野辺公園に隣接する淵野辺キャンプ留保地に「銀河の森プレイパーク」を開設している。
報告会で加山市長は「子どもの健全育成に貢献してくれた。今後も市と協力関係を築き、活躍してほしい」と述べた。
同会の渡辺建代表は「市の協力があったからこそ受賞できた。今後も市の各部署に協力をお願いし、活動をさらに広げていきたい」と話していた。(野村 和正/2014年2月10日号掲載)