趣味の水彩画で個展を開いている相模原市中央区在住の山本悟さん(69)が、幼児用遊具を市立療育センター陽光園に寄贈、1月30日に加山俊夫相模原市長へ目録を手渡した。山本さんが同施設への寄贈するのは今回で5回目。
遊具は、落書きボードなど5点。山本さんが昨年12月開いた個展で「相模原の子どもを元気にしよう」と実施したチャリティー募金で購入した。
山本さんは大手の自動車部品製造会社に長く勤務し、社長や顧問を歴任。在職中に始めた水彩画で、個展を開くたびにチャリティー募金を行っている。
山本さんは「日頃お世話になっている相模原への恩返し。遊具で健やかに育ってほしい」と話していた。
なお山本さんは、3月14日から17日に同市中央区の相模原市民ギャラリーで、市内の木もれびの森をモチーフにした個展「木々の光と影と命」を開催する。(2014年2月10日号掲載)