県とかながわ地球環境保全推進会議はこのほど、「かながわ地球環境賞」の受賞者が決定したと発表した。
今回は団体・個人から14者が受賞。相模原市の緑区合同庁舎が温暖化対策計画書部門で選ばれた。太陽光発電や屋上緑化などに取り組んだ点が評価されたという。
同賞は、地球環境保全に向け、実践的な活動を行った団体や個人を表彰するもの。地球環境保全活動と温暖化対策計画書、温室効果ガス削減技術開発の3部門を設けている。
発表によると、相模原市緑区合同庁舎は、2013年3月に竣工。庁舎は自然光や自然換気を行うライトコートを採用した。
このほか、太陽光発電設備や電気自動車用の充電器の設置、屋上緑化などに取り組んだ。電力使用量の「見える化」を図り、環境に配慮した構造なども受賞の理由となったという。(2014年2月20日号掲載)