相模原商工会議所が会員企業を対象にした2013年10~12月期の景気観測調査によると、景況感を示すDI値は全産業で、前回調査(7~9月期)比2ポイントプラスのマイナス18となった。
業種別のDIをみると、大幅に悪化していた製造業が、マイナス17から0になり、大幅に持ち直した。建設業もマイナス7から0だった。
消費増税の駆け込み需要を背景にした小売・卸売業は、前回から31ポイントも持ち直し、マイナス8となった。唯一の悪化となったのは飲食・サービスで、前回のマイナス18から同37だった。
今期(14年1~3月期)に関しては、全産業のDIで再び悪化を見込んでいる。製造業は再びマイナスに転じると予想している。
企業からは「仕入れ価格の上昇」を懸念する声が目立つという。(2014年2月20日号掲載)