大和市などは、全国から募集した「第3回YAMATOイラストレーションデザインコンペ」の入選作品が決定したと発表した。最優秀賞は岡山県の林田翔さん(19歳)の「夜の森の中のフクロウ」に輝いた。
同コンペは、若者の発表活動をサポートするとともに、大和市をイラストあふれるまちに変えていくことを目的に、毎年実施されているもの。大和市と芸術振興を行っている市民団体・ドラマティックカンパニーYamato50の共催。
今回は「森」をテーマに、昨年9月~12月に募集した。前回の402点を上回る443点の作品が集まった。入賞4点(最優秀賞1点・優秀賞3点)と一次審査を通過した45の入選作品計49点を決定した。雑誌「ぴあ」の表紙を長年手がけた市内在住のイラストレーター・及川正通氏などの専門家が審査員を務めた。林田翔さんの作品について審査員からは「フクロウの存在感、立ち木の影が続く森の闇の美しさに引き込まれる」「水彩の色の使い方がすばらしい」などと講評された。(2014年2月20日号掲載)