浜銀総合研究所がまとめた県央・県北地区に実質本社を置く上場企業16社の2013年10~12月期決算集計によると、全産業で増収増益となった。16社合計の売上高は前年比6・0%増の1988億円、経常利益は同17・6%増だった。県央・県北地区の上場企業の業績は、原材料高騰などによるコスト増で、7~9月期には落ち込んだものの、円高水準の修正などを背景に、持ち直した。(千葉 龍太/2014年3月1日号掲載)
業種別で分類すると、製造業の売上高は同7・9%増、経常利益同7・7%増の増収増益となった。
具体的には、「加工型」や「電気機械」「自動車・自動車部品」などの産業が増収増益を確保した。
一方、非製造業も同3・0%の増収、経常利益も同79・2%増の大幅増益となった。増収効果に加えて、為替差損益が改善。営業外費用が増加したことから急回復となったという。