神奈川トヨタが発表会、レース参戦のハチロク披露


ドライバーを務める小河さん(左)と菊地さん

ドライバーを務める小河さん(左)と菊地さん


 神奈川トヨタ自動車はスポーツカー「86(ハチロク)」と兄弟車「スバルBRZ」のみで競われるワンメイクレースに参戦する。横浜市内で参戦車両とドライバーの発表会を2月20日に開催。詰めかけた報道陣を前に、チームの〝総監督〟を務める大塚輝一社長らが参戦に向けた意気込みを語った。
 同社が参戦するのは「GAZOOレーシング」。2車種限定で競い、改造も極めて狭く規制されているという。どちらもナンバーを取得できる車両。購入した状態のままで参戦できるが、国内A級ライセンスの取得が必要になる。
 3月29日にツインリンクもてぎ(栃木県)で開かれる第1戦を皮切りに、鈴鹿サーキットでの最終戦まで全10戦を戦う。発表会で大塚社長は「トップを狙いたい」と宣言。ベテランドライバーの菊地靖さん(46)と若手の小河諒さん(22)のコンビで必勝を誓った。
 菊地さんは「(このチームをチャンピオンにする。粘っこくレースをして、小河君とワン、ツーフィニッシュをしたい」と話していた。
 同レースは、トヨタカーズ・レース・アソシエイションの主催。「クルマ好き、クルマファンをもっと増やしたい」との狙いから昨年から開催されている。(船木 正尋/2014年3月1日号掲載)

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