相模原市は、経済・雇用、都市基盤整備や防災・減災対策に重点を置いた2014年度の当初予算案を発表した。
一般会計は前年度比5・4%増となる2576億円に増えた。昨年度に続き3月の補正予算と一体編成したため、予算規模としては同2・5%増の2624億円の過去最大規模となった。
雇用・経済対策では約270億円を計上。経済対策では、工場の新・改設に奨励金を交付する「企業誘致等推進事業」、中小企業に融資を行う「中小企業景気対策事業」など実施する。
一方、雇用では、ハローワークや就職センターなどの4つの就職支援機関を集約した「相模原市総合就職支援センター」を運営していく。
都市整備対策には、約190億円を計上。JR橋本駅前周辺にリニア中央新幹線の駅設置や、小田急多摩線延伸などの計画を踏まえた周辺整備を行う。
さらに国道16号線のバイパス化の調査も実施する。さがみ縦貫道路は、IC(インターチェンジ)に接続する周辺道路の整備をしていく。(2014年3月1日号掲載)