相模原市は、蓄電池の製造・販売のスマートパワーシステム(相模原市中央区東淵野辺)と、災害時に協力する協定を結んだと発表した。
災害時に同社が蓄電池を無償で貸与する。災害時の電力不足の一部解消につなげるため、避難所などに置くことを想定している。
市の指示に従い、同社が各地域の避難所へ運搬する。無償貸与する蓄電池は、携帯電話の充電やテレビなどの電源として活用される。薄型テレビの電源なら、最大で半日は使える容量という。
市は、「社会貢献の一環としてスマートパワーシステムから申し出があった。有事が発生したときは、有効に活用したい」と話していた。(2014年3月1日号掲載)