神奈川トヨタ自動車がまとめた2月の県内の「登録新車販売台数」は、前年比8・7%増の21729台となり6カ月連続で前年超えとなった。また、2月の軽自動車販売台数は同23・8%増と8カ月連続で前年を上回り好調を維持している。
4月からの消費税増税前の駆け込み需要が大きな要因とみられる一方で、2月の大雪で新車登録に大きな影響が出た。「乗用車」が7カ月ぶりに前年割れをした。
登録新車台数を構成する「乗用車」「RV車」「商用・トラック」の区別でみると、乗用車市場は同マイナス2・1%と7か月ぶりに前年を割り込んだ。なかでも3ボックス車が同マイナス2・4%(2569台)と7カ月ぶりに落ち込んだ。 さらに、2ボックス車も同マイナス6・9%(5956台)と3カ月ぶりに前年を下回った。
「RV車」は同26%増の6カ月連続で2ケタ伸長したほか、「商用・トラック」も同17・8%増と6カ月連続で好調だった。
乗用車とRV車に占める電動車両(HV、PHV、EV)の比率は33・4%だった。(船木 正尋/2014年3月10日号掲載)