国策ブロック、すべり止め効果実現/2種類のスリット採用


異なるスリットを入れたブロック「セーヌ200」

異なるスリットを入れたブロック「セーヌ200」

 国策ブロック(模原市緑区下九沢)は、2種類の異なるスリット(溝)を入れ、滑り止め効果を高めたブロック「セーヌ200」を開発。保水性や透水性を持った種類もラインアップした。
 サイズは、縦200ミリ×横200ミリメートル縦200ミリ×100ミリメートルの2種類。価格は1平方メートルで、7200~7700円。初年度1億6000万の販売を見込む。
 新製品は、1ミリメートルと3ミリメートルの異なるスリットを入れることで、靴底や自転車などのタイヤをひっかけ、滑りにくくしているのが特徴。
 また、陽の当たり方や角度によって、表面が濃く薄く見えたりと、見た目にも工夫を凝らしたという。
 歩道や公園内での施工を想定。大手ゼネコンや地元の工務店などに提案していくという。
 国策ブロックの河津清次工場長は「県道などの歩道ブロックのリニューアルなどにも使用していきたい」と話していた。
 なお、製品に関する問い合わせは、同社042(759)0211まで。(編集部/2014年3月10日号掲載)

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