相模原観光交通、桃色タクシーが登場/節句ちなみ営業開始


ピンク色のタクシーと平本社長=相模原市中央区清新

ピンク色のタクシーと平本社長=相模原市中央区清新

 鮮やかなピンクのタクシーが市内を走る―。相模原観光交通(相模原市中央区清新)は3日、桃の節句にちなみ、ピンク色のタクシーの営業を開始した。
 車種はトヨタの高級セダン「クラウン」で、テレビCMに使用されたショッピング・ピンクの限定車。
 昨年9月に限定販売され、県内では25台が販売された。そのうちの1台で、タクシーとして使用するのは、県内では同社だけという。
 平本八十司社長は「桃色は華やかな幸福の色。ナンバープレートも縁起の良い〝1〟にした。多くの人に乗って貰い、幸せな気分を感じて貰えたら」と話していた。
 結婚式など慶事での予約利用のほか、通常のタクシーと同じように営業を行うという。後部座席は自動扉を設けず、運転手によるドアサービスを行う。
 JR相模原駅(中央区相模原)を中心に市内を営業エリアとする。
 平本社長は「乗り心地の良さを多くの人に体感して欲しい。普通のタクシーと同じように扱うので、ぜひ利用して欲しい」と話していた。
 問い合わせは、相模原観光交通042(752)8111。 (本橋 幸弦/2014年3月10日号掲載)

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