ＦＣパートナーを募集している鈴木社長
トナー料金のみの負担でオフィス用プリンターが導入できるサービスを始めているプライムダイレクト（相模原市中央区）は、同サービスをフランチャイズ（ＦＣ）展開する。関心を持つ個人事業主などを対象に、自分の得意エリアで営業してもらい、プリンター１台の設置契約ごとに、報酬を支払う仕組みを構築していく。（千葉 龍太）
パートナーは、同社の名刺を持つことも可能で、福利厚生も付ける制度もある。
同社のサービス「プリプラ」は、オフィスに出向き、無料レンタルのプリンターを設置。初回の納品時は、１個無料でトナーの在庫も置く。
顧客は、使ったトナーの分だけ料金を支払う仕組み。置き薬で知られる〝富山の薬売り″のビジネスモデルをヒントに編み出したという。
無料で貸し出すプリンターは、エプソンやキヤノンといった大手メーカー７社、リースアップ機を30のラインナップから選ぶ。
品質状態の良好なものを、プライムダイレクトの工場で動作テストなどをした上で出荷する。納入後のメンテナンスなどは、無料ですべて同社が対応する。
鈴木社長は「今回募集するビジネスパートナーは副業でもできる。一緒に普及してくれる人を探している」と話している。
問い合わせは同社０４２(７６０)７６１５まで。（２０１４年３月２０日号掲載）
