東日本大震災から丸3年の3月11日、大和市内で、「私たちは3・11を忘れない」と題した防災キャンペーンが開催された。多くの市民が参加し、改めて防災の意識を高めた。
開催されたのは、大和駅北口、中央林間駅改札前、高座渋谷駅西口付近で、大震災の記憶を風化させることなく、防災を考えてほしいと市が企画した。
各会場には防災備蓄品や震災直後の被災地を市職員が撮影した写真やパネルが展示された。
このほか、アルファ米やパン、などの非常食の試食コーナーも設けられていた。また、携帯トイレやスタンドパイプ消火機材の紹介コーナーも設けられ、市の職員が来場者に使い方の説明にあたっていた。
同市に住む80代の女性は、「非常食を試食しましたが、柔らかくてとてもおいしかった。自宅にも飲み物や食べ物を備蓄している。これからも東日本大震災のことを忘れず、被災地の人のために何か協力していきたい」と話していた。(2014年3月20日号掲載)