相模原市は、市の魅力を広く伝えるシティーセールスサポーターに、「心の輪を広げる体験作文」で内閣総理大臣賞を受賞した保田健太(19)さんが就任すると発表した。
脳性まひによる四肢身体幹機能障害を持つ安田さんは、県立相模原中央支援学校高等部在学中から、多くの作文コンクールで賞を受賞している。
保田さんは、昨年の夏に、ボランティアスクールに参加して講演会を行った。そこでの中学生との触れ合いを題材にした「心のキャッチボール」が内閣総理大臣賞に選ばれた。
保田さんのこれまでの経験を学校教育などに生かしてもらおうと考え就任を依頼したという。
11日、相模原市役所で行われた委嘱式で保田さんは「自分にできることを精一杯がんばりたい」と抱負を述べていた。(2014年3月20日号掲載)