相模原市はこのほど、区役所などの空きスペースに宝くじの販売所を設置した=写真。売上金の5%は区内の事業などに活用する。
市によると、こうした取り組みは全国では初めてという。
宝くじ売り場を設置したのは、緑区役所(緑区西橋本)と、中央区役所(中央区中央)、南区役所(南区相模大野)、れんげの里あらいそ(南区新戸)の4カ所。
また、れんげの里の店舗には大凧、緑区には区のイメージキャラクター「ミウル」が描かれている。
売上金の5%は、緑区の村芝居フェスタや南区では、親子ウォークラリー大会などの費用用に使用されるという。
市は「宝くじの収益は市の財源として使われているが、こうしたことを知っている市民は少ない。今回の企画を通じてピーアールできればと思っている」(財務課)と話していた。 (船木 正尋/2014年3月20日号掲載)