古檀、久保沢に新本社工場


稼働したばかりの新本社工場

稼働したばかりの新本社工場


 仕出し料理など「HAMAJINケータリングサービス」を運営する古壇は1日、緑区久保沢3丁目に本社工場を新設、稼働させた。
 敷地面積は約760平方メートル。ここに事務所と工場を新築した。鉄筋2階建て、延床面積は約396平方メートル。 これまで本社工場と店舗(海鮮茶屋浜陣)のあった緑区西橋本2丁目から、本社施設を移転した。工場を新設したことで、ケータリング事業を強化していく。
 古壇の今井英介専務は「店舗はお客の来店を待つ〝待ちの商売〟。ケータリングは営業しだいで、伸ばせる事業。今後は営業を強化し、ケータリングに絞って事業展開していく」と説明した。
 同社は、旧津久井地域や八王子方面に顧客が多いことから、同所を移転先に選んだという。新工場は、従業員約45人体勢で、月に1万食の生産を目指していく。
 今井専務は「海鮮茶屋を運営してきたノウハウを活かし、今後も鮮度のよい魚介を安価に提供していく。そのための保冷施設や車両などの体制も整っている。
 今月には、メニューを大幅リニューアルするので期待してほしい」と話していた。なお、同社は本社移転にともない、電話番号が変更される。新電話番号は042(783)8080。(本橋 幸弦/2014年4月1日号掲載)

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