4月5~6日の相模原市民桜まつり開催に合わせ、「さがみはら産業展」が実施された。相模原商工会議所・工業部会に所属する11の企業が、会場となった市立産業会館に集結。ヘアゴムから最新の防犯カメラ、超小型の電気自動車まで、自慢の技術や製品を展示していた。ビジネス客だけでなく、一般来場客も目立ち、各ブースを興味深そうに覗いていた。(千葉 龍太/2014年4月10日号掲載)
主催は相模原商工会議所・工業部会。市や市産業振興財団、相模原市民まつり実行委員会が後援する。事務局によると、2日間で延べ1万5000人の来場がった。
ヘアゴムの製造販売を手掛けるイノウエ(緑区鳥屋)、焼き鳥に使われる「自動串刺機」を生んだコジマ技研工業(中央区中央)、防犯カメラを手掛けるキャロットシステムズ(緑区西橋本)などが出展。それぞれ自社製品を展示していた。
イノウエは会場に「くみひも」の製作体験コーナーを設置した。
同社の井上毅社長は「(ヘアゴムの製造販売を手掛ける)当社は一般消費者向けの事業が主力。展示会で多くの方に来ていただいたことで、会社のブランド力向上にもつながると思った」と話していた。
精密板金製作のユウキ工業(中央区下九沢)は、携帯電話用ストラップ、サッカーボール型のLED照明器具、ペンスタンドなどを展示していた。