三菱重工業汎用機・特赦事業本部(相模原市中央区田名)はこのほど、市小学生向けに「おもしろ実験教室」を開き、市内の小学生ら約50人が参加した。自社が製造している ターボチャージャーを題材に、原理や用途などを学んだ。
同教室は(企業の社会的責任)の一環として2009年から毎年開催しているもので、今年で4回目。
授業では、授業はNPO法人「子ども・宇宙・未来の会」(KU―MA)の職員が講師を務めた。プロジェクターを使って、エンジンの燃焼を促進させるターボチャージャーの仕組みを小学生らに解説していた。
その後、市販のモータなどを使って、空気圧縮装置の工作を行った。参加した小学生からは「ターボチャージャーの仕組みが分かって楽しかった」「ターボチャージャーが身近な車に載っていることを知り驚いた」といった感総が述べられた。
また、組立ライン見学中には「工場には何人働いているのか?」「工場は何年前から相模原にあるのか?」など活発な質問があった。 (船木 正尋/2014年4月10日号掲載)