伝統ある本格派日本舞踊を相模原で―。日本舞踊の松若流分家は6月7日、相模原市民会館(相模原市中央区中央)の大ホールで創立50周年を記念して「松若寿多恵リサイタル」を開く。三味線や鼓などの生演奏に合わせ古典と新舞踊の両方を舞う。松若さんは「リサイタルを通じて、多くの方に、伝統ある日本舞踊の良さを伝えたい」と来場を呼び掛けている。(千葉龍太、船木正尋/2014年4月20日号)
当日は2部構成。第1部は、門下生50人による舞踊絵巻を踊る。
続く第2部では、同家の宗家を務める二代目・松若寿多恵さんと、芸術選奨文部科学大臣賞の花柳基さんが共演する。
松若さんは「日本舞踊は日本の文化。着物の着付けから姿勢まで学ぶことができる。特に若い方に、リサイタルを通じて魅力をしっていただき、始める人が増えてくれれば」と話している。
チケットは、SS席4000円、S席3000円、A席2000円、B席1000円。
問い合わせは、松若流舞踊研究所042(751)0233まで〈窓口の時間は火・木の午前10時~午後5時〉。(2014年4月20日号掲載)