42歳以下の若手経営者で構成される、相模原市青年工業経営研究会(青工研)が創立35周年を迎えた。11日には市立産業会館(中央区中央)で記念祝賀会が開催された。かつて青工研で学んだ経験のある工業部会所属企業の経営者をはじめ、加山俊夫市長、杉岡芳樹会頭なども会場に駆けつけ、祝辞を述べた。
祝賀会には80以上が参加。青工研の2014年度会長に就任した渡邊将文氏(MEMOテクノス社長)以下の新体制の門出も祝った。
青工研は原則42歳以下の現役経営者、経営者候補で組織される商工会議所の下部組織。現在、会員企業は37社。同会の出身企業は150社にのぼる。会員企業やOB企業は、強い結束力を持っているとされており、こうした工業団体は、県内でも珍しい存在という。
2014年度会長に就任した渡邊氏の任期は1年間。「己を知り、己を超える」をテーマに、「新たな道への挑戦」をスローガンに掲げた。
会員企業が青工研での活動を通じ、経営者としての成長や自社の経済的地位の向上につなげることなどを目標としている。(千葉 龍太/2014年4月20日号掲載)