相模原市民ギャラリー、原氏の絵画展6月まで


展示される原氏の作品

展示される原氏の作品


 相模原市ゆかりの作家を紹介するアートスポット展示「ギャラリースタッフセレクション」(主催・相模原市)が6月15日まで開かれている。
 49回目を数える今回は、相模原市在住の作家・原游氏の絵画を紹介する。時間は、平日午前9時~午後8時、土日祝日午前9時~午後5時まで。会場は、相模原市民ギャラリー(同市中央区相模原)。入場無料。
 原氏の作品はいくつかのシリーズがある。木枠に張ったキャンバスを顔に見立てて描いた「顔」シリーズは、戯画的表現とともに独自のおかしみを描き出している。
 このほか、チラシなどの印刷物に描かれた日用品を大量に書き込んだ「飛ぶ教室」シリーズがある。本来の用途を離れた記号としてキャンバス上に浮遊し、新たな絵画空間を生み出す。
 原氏は、東京造形大学卒業後、東京藝術大学院へ進む。その後、美術館での個展や国際個展での発表などを重ねている。(2014年4月20日号掲載)

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